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安倍総理、『撃ち方やめ』発言報道で、朝日新聞を無理矢理吊し上げ批判する

2017/11/29 510views

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この記事の所要時間: 644

昨日の予算委員会にて安倍総理がまた朝日新聞批判を熱心に展開していました。

それは枝野幸男議員の質疑内で朝日新聞以外にも複数の報道があった*にも関わらず、朝日新聞を名指しして批判するという、私からすると異常としか思えないような答弁内容でした。

毎日新聞、読売新聞(ウェブ上に記事は確認できないが、後にリンクを張る自社の別記事にて自己申告している)、スポーツ報知(読売新聞系列)、産経新聞東京新聞(記事内に書いているように共同通信の配信を元にした記事)、日本経済新聞TBSニュースにて報道有り。

『今日の朝日新聞ですかね。「撃ち方止め」と私が言ったと。そういう報道がありました。これは捏造です。

※議場から笑い声

「朝日新聞は安倍政権を倒すことを社是としている」と。かつて主筆がしゃべったと。こういうことでございますが、これはブリーフをした萩生田議員に聞いていただければ明らかでありまして、私に確認すれば、すぐわかることです。私が言ったかどうか。親しい朝日新聞記者がいるんですから。一回も残念ながら問い合わせがないまま、私が言ってもいない発言が出ているので、大変驚いたところでございます。』 出典:BLOGOS『【書き起こし】枝野氏「『撃ち方やめになればいい』と言ったんですか」安倍首相「朝日の捏造です」―10月30日衆議院予算委員会・質疑』

これが安倍総理の発言です。
上に書いているように、大手報道機関はほぼすべて『総理の発言』として撃ち方やめという言葉を紹介している。
それなのに安倍総理は朝日新聞のみを名指しし、更に余計なエピソード(朝日新聞はこの余計なエピソードを『朝日新聞社に「安倍政権を倒す」という社是はなく、主筆が話したこともありません。』と完全否定)まで付け足して、印象操作としか思えない答弁を行っています。
これは、個人的には安倍総理が『名誉毀損』で訴えられてもおかしくない発言だと思います。(ただし、これは議会内の発言なので、免責特権により、法的責任は問うことは出来ませんが)

そしてこの答弁を受けて、出席者(複数の報道を総合するに総理が答弁で触れているブリーフをした萩生田議員だと思われる)が説明を変更します。

朝日新聞が取材した出席者は30日夕、複数の報道機関の取材に、「私が『これで、撃ち方やめですよね』と言ったら、総理たちも理解を示した」と、これまでの説明を修正した。(朝日新聞『「撃ち方やめ」報道、首相側近「私が言った」 説明修正』

ただ、この出席者の説明変更も朝日新聞の記事だと明確に修正したように見えるのですが、別な記事を参照すると、どうもきな臭い部分が出てきます。

この出席者は30日、記者団に対し、「全体の趣旨としてはそうだったが、『撃ち方やめ』は自分の言葉だったかもしれない。説明ミスだった」と釈明した。(読売新聞『「撃ち方やめ」発言は「捏造です」…首相が否定

この記事のとおりなら『だったかもしれない』という曖昧な記憶によって修正されてしまっているようです。
これは、本当に曖昧な記憶によって説明した、ブリーフ者の説明ミスなのかもしれません。
しかし、私には『総理が言ったからその通りです』という修正のように見えてきてしまいます。

要するに『総理がブリーフをした人間の梯子を、朝日新聞を批判したかった、かつ、民主党の質問にその通りと言いたくなかったがために、その場の勢いで思いっきり外した』ように思えてしまうのです。
もしくは陰謀論の域になりますが、朝日新聞批判をするために、ブリーフをわざと間違えさせたか。

そういうことすら総理の朝日新聞への恨み、執念を見るとありえるのではないかと考えてしまいます。

兎にも角にも、総理は朝日新聞のみを吊るしあげた事に対して、早急に謝罪なりなんなりしたほうが良いのではないのでしょうか?

追記  「撃ち方やめ」発言、首相が重ねて否定 衆院特別委で

「私は『撃ち方やめ』とは言っていない。火がないところに火をおこしている。記事としては捏造(ねつぞう)だろうというのが率直な感想だ」

これまでの報道を総合するに、どう考えても同席者のブリーフィングが火元なのに、『火がないところに火をおこしている』とか、何を言っているんですかね、日本の総理大臣は

2017/11/29 追記
萩生田氏のレクが元ネタであった事実を強化する報道などを幾つか引用しておきます。

「中傷合戦は美しくない。撃ち方やめになればいい」

 首相は29日、官邸で面会した自民党の萩生田光一総裁特別補佐にこう語った。
「政治とカネ」民主にブーメラン直撃 閣僚追及の手は緩めず、「スキャンダル合戦」の様相(3/3ページ) - 産経ニュース

首相の発言は面会出席者が記者団に語り、産経新聞や朝日新聞などが報じた。だが、首相は30日の衆院予算委員会で「捏造(ねつぞう)だ」と否定。31日も「私は言っていない」と強調した。側近議員は同日、「『誹謗(ひぼう)中傷合戦みたいなことは美しくない』と私が言うと、首相は『うん、うん』と聞いていた」と釈明した。

 ただ、首相は31日の地方創生特別委で朝日新聞を名指しで批判。30日付朝日の「野党の追及が弱まることを期待した発言だが、かえって反発を買う可能性もある」との記述に対し「火のないところに火をおこして風をあおっている」と語気を強めた。

「私は言っていない」 首相「撃ち方やめ」発言を否定 紹介の側近議員が釈明 - 産経ニュース

安倍晋三首相は29日、自民党の萩生田光一総裁特別補佐と党本部で会談し、閣僚や枝野幸男民主党幹事長らの政治資金問題を念頭に「誹謗中傷合戦は国民の目から見て美しくない。『撃ち方やめ』になれば良い」と語った。

首相「撃ち方やめに」 閣僚らの政治資金問題で[47NEWS(共同通信)] 札幌のニュース侍

朝日新聞などは、29日に首相と側近議員の昼食会の様子を出席者に取材するなどして記事化した。しかし、朝日新聞が取材した出席者は30日夕、「撃ち方やめ」は自分の発言だったと述べ、首相の発言だとしていたこれまでの説明を修正した。

 この出席者は29日の昼食会後、複数の報道機関の記者に対して首相の発言として説明していた。朝日新聞は30日付朝刊4面で「首相『撃ち方やめになれば』」の見出しで、首相が29日の側近議員である萩生田光一総裁特別補佐と山本一太前科学技術担当相との昼食会で、民主党の枝野幸男幹事長をめぐる政治資金問題が発覚したことを受け、「これで撃ち方やめになればいい」と発言したと伝えた。

 だが、首相は30日午前の衆院予算委で枝野氏の質問に対し、「きょうの朝日新聞ですかね、『撃ち方やめ』と私が言ったと報道が出た。これは捏造です。朝日新聞は安倍政権を倒すことを社是としていると、かつて主筆がしゃべったということです。私に確認すればすぐ分かることです。私が言ってもいない発言が出ているので、大変驚いたところです」と発言した。

 朝日新聞が取材した出席者は30日夕、複数の報道機関の取材に、「私が『これで、撃ち方やめですよね』と言ったら、総理たちも理解を示した」と、これまでの説明を修正した。

「撃ち方やめ」報道、首相側近「私が言った」 説明修正  朝日新聞 ダイナモ

昨日、党本部の総裁室で安倍総理と昼食を食べた。 この時、総理と交わした会話の詳細は、誰にも(ましてやマスコミには)話していない。 政治家・山本一太は、皆が思っているより、ずっと慎重な性格なのだ。(笑)

2014年10月のブログ|山本一太オフィシャルブログ「山本一太の気分はいつも直滑降」Powered by Ameba -4ページ目

これらのことから、萩生田議員のブリーフィングが誤った報道の原因だとしか言えないのですが、なぜ総理は報道が悪いと言いはるのでしょうか?

(これらの報道情報を集めるのに、辻元清美議員の質問主意書が役立ちました)

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