独裁とはなんぞやとか、経験による評価の不平等とか

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『ちゃんと政権運営できるなら、民主主義よりも独裁制の方が効率的で早いんだよね』

民主主義と独裁制って『〇〇の方が』といえるような関係性にある存在なのですかね?

例えばナチス・ドイツは民主主義的な憲法から出来上がった独裁制なんて言われていますし。

また、そもそもの話なんですが、今回騒がれているスー・チー氏「私が全て決定」 新大統領に「権限なし」 – 47NEWS(よんななニュース)のニュースの内容、独裁なんですか?

自身が大統領の権力を握ることは明言していますが(要するにアウン・サン・スー・チー氏の意思にそぐわない行動を大統領が取ることは許さないという宣言はしている)、批判勢力を排除することなどは明らかにされていません。その段階で『独裁』と騒ぐのは過剰反応のように思います。

現状で『独裁』とすることは、党首と大統領が同一人物でも独裁になる、要するに大統領制=独裁と宣言することに等しいと思うのですが、それを認めるのでしょうか?そして大統領制は民主主義と『〇〇の方が』の関係にないと思うのですがそれで何も気付かないのでしょうか?

(それこそ「議会制民主主義は期限を区切った独裁」という評価だってあり得る。)

・『今のミャンマーにいきなり完全な民主主義なんて無理』

「完全な民主主義」とは何のことでしょうかね?”完全な”民主主義って私は見たことないのですが・・・

(完全な民主主義という時の内容、Sealdsの主張とそっくりになりそう)

・『批判する事ばかりで政権運営はほぼ素人の人達に政権まかせた結果、大して良くならなかった、という極東の島国』

はっきりと民主党政権と言えばいいのに、回りくどく、くどくどと書いてる時点でイラッとするのですが、素人だったことは本人たちがいいわけにしていましたが、実際『本人たちが素人かどうか』って判断基準として含むべきなんですかね?

『素人だから』みたいな言い訳は許さないくせに、自分が相手を評価するときにだけ『素人だから』ってマイナス評価に含めちゃうんですよね。

言い訳にならないマイナス評価って面倒くさいなって思いますね・・・

で、話は少し外れるのですが、この『素人だから』が言い訳にできないマイナス評価であることが、これまでの日本の55年体制とか、そういう政党勢力の勢力図の変化を説明する際に、非常に有効だと思うんです。

要するに、自民党が政権与党としての経験を独占しているから政権交代が起きず、起きた場合も非常に厳しい評価になってしまう、だから自民党が与党であることが基本線となり、それ以外の政権は『例外』化してしまうのです。

この経験独占状態を解消することが、健全で公正な競争状態を作るためには大切なのではないでしょうか?経済だって健全で公正な競争を守るための独占禁止法があるように、独占を解消することが健全な競争のために重要だと思うんですが、健全な競争を希望すると公言してる人間ほど、健全な競争より目の前の安定に突っ走っているんですから、面白いというか残念というか…

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