K-POPの客の近さの原点はアメリカ説

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最近、K-POPにハマり始めました。

きっかけはとある政治問題からなのですが、とにかくハマり始めました。

そして、アイドルの活動を色々と情報集めているうちに思ったのが、「やたら客との距離が近いイベントが多いな」と思ったのでした。

客との距離が近いイベントが多いことにについて、てっきり韓国特有というか、元々韓国で昔からやってたのだろうと思いこんでいたのですが、KCONというイベントの企画をしている人のインタビュー記事に、客との距離が近いイベントの原点につながるような、面白い証言がありました。

ーー『KCON』開催にあたり、アーティスト側からはどんな反応がありましたか。
キム氏:現在はアメリカのニューヨークとロス、日本、そして昨年から始まったタイと年4回開催していますが、当初の企画内容はアメリカの消費者を徹底して狙ったものでした。様々な調査をし、アメリカの消費者の特徴を分析したところ、アメリカのファンは自分について語ることやコミュニケーションをとることが好きだということが判明しました。単にショーを観るのではなく、自分が参加して経験を分かち合うといった文化に慣れているんです。例えば、日本でも行なっている「MEET&GREET」はアメリカで最初に導入したイベントです。しかし、アーティストは当初そういったイベントに慣れておらず、自分が準備したステージを披露することが中心だったので、「なぜファンと実際にあって話をしなければいけないのか」「なぜ写真を撮ったり握手までするのか」といった反応があった。非常にプレッシャーだったと思います。また、アーティストとファンは適度な距離を保つのが望ましく、距離を縮めれば縮めるほどリスクがあるというのがアーティスト側の考えで、当時の文化でした。しかしアメリカでは他のマーケットと同じようなアプローチでは成功できないと判断し、「MEET&GREET」を導入しました。当時は今よりもファンとの交流の場が多く、グッズも今より数が多かったり、実際にアーティストに会って一緒に食事をするというコースまでありました。第1回目は観客、アーティスト、私たち、そして参加企業も初めての試みだったので戸惑いましたが、様々なフィードバックがあり、『KCON』が持つ強みを結集してコンテンツを強化していきました。

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客との距離が近いイベントについて、「アメリカの消費者の特徴を分析したところ、アメリカのファンは自分について語ることやコミュニケーションをとることが好きだということが判明し」たから導入した、と述べられているのです。

私は、韓国国内で普通に行っているから、韓国国内が原点なのかと思い込んでいたのですが、アメリカ受けを考えて導入したものが、K-POP文化として定着した可能性があるようです。

こういう、その国の文化的な何かが、実は発端は海外向けとか観光客向けで始まったというような話があるということがあり得るのが面白いですし、忘れてはいけない観点ですね。

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