若狭勝議員『新党の政策の柱に一院制』

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若狭勝議員が、新党の政策の柱に一院制の導入を掲げることを会見で表明したようです。

若狭氏は会見で、政策の柱に一院制を選んだ理由について「身を切る改革とスピーディーな国会運営ができて一人前の国会になる」と説明。小池氏が国会議員当時、一院制実現に向けた超党派議員連盟のメンバーだったことも付け加えた。

また、基本政策とすることに関し、小池氏や民進党の離党組の一部から理解を得たとし、新党への参加や次期衆院選の候補選びの条件とする考えを示した。

若狭氏、新党結成へ動き活発化=基本政策に「一院制」 (時事通信) – Yahoo!ニュース

若狭衆院議員は「衆議院・参議院を統合して、一院制にする」と述べた。
若狭氏は、衆参両院を統合した「一院制」を、新党の政策の柱にする考えを示した。
理由としては、国会議員の定数を大幅に削減することで、「コスト削減」や「スピーディーな決断」が可能となり、「しがらみ政治」からの脱却が実現できると強調した。
「一院制」については、小池都知事や民進党を離党した細野元環境相らも「同じ考えだ」と述べた。

「若狭新党」 「一丁目一番地」は一院制

若狭勝議員は、このように一院制について、スピーディーな決断が出来ることで、しがらみ政治から脱却できて一人前の国会になる、という発言をしたようです。

しかし、過去に若狭勝議員は参議院議員選挙の比例代表区から出馬していまして、その後、衆議院議員選挙に比例代表東京ブロックから出馬する際に以下のように発言しています。

「もちろん衆院議員になったらしゃかりきに頑張りますが、じっくり取り組める参院の方が向いていると思う。 現時点では、繰り上げ当選の権利を得たら参院に移る気持ちの方が強いです」

【衆院選】若狭弁護士、自民比例東京ブロックで出馬 でも選挙運動しない?[11/30]©2ch.net

このようにみずからについて『参院の方が向いている』とし、更にじっくり取り組むことについて肯定的に触れているように読める言及をしていたのです。

参院について、存在意義があり自身はそちらで活動することが理想的だという趣旨の事を衆議院議員当選前には話していたにも関わらず、当選後衆議院議員として活動した結果、まるで参議院がしがらみ政治の原因であるかのような認識と、参議院が存在する状態は一人前ではないかのような見解を披露する事になるまでの思考の変化について、若狭勝議員にはどこかで語って欲しいと思います。

じっくり取り組むことについて当選前は肯定的だったのが否定的に移った原因など、そういうことは、なぜ国会議員に一院制を志向する人が多いのかという、私の個人的な疑問を解消するためにも、証言を残してほしいのです。

まさか小池百合子氏が主張しているから、だけで柱にするわけではないでしょうし、もう少ししっかりした説明をしてほしいです。

一方で、読売新聞が、『細野・若狭新党が年内に結党する見通しが立った』という報道を打ちました。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170914-00050135-yom-pol

この記事では細野氏と元細野派の議員3名と、若狭勝議員が新党に参画する事が確定している事を伝えていて、その他の新党構想に絡んでいそうだった長島昭久氏や松沢成文氏などの参画はまだ読売新聞の見通しでは、計算できる状態ではないようです。

そして、若狭勝議員が一院制を新党の柱とする、と述べたことについて、長島昭久議員は以下のような反応を示していました。

この微妙な反応を見るに、やはり今回の若狭氏と細野氏が主導している構想と長島昭久氏は、微妙な距離感があるのかもしれません。
この微妙な距離感を吹っ飛ばせるかどうかが、新党の勢いがあるかどうかの目安になりそうです。

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