辻元清美氏に対するウソ情報が一つ増えている可能性

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また辻元清美氏に関するウソ情報が一つ増えた可能性があります。
それは以下の画像の情報です。

この画像、お気づきの方もいるとは思いますが、まるで国会で発言したかのような背景画像をつけていますが、発言自体がどこで行われたのかは全く書かれておりません。
ちなみに、国会質問の画像はどうも2015年に国立競技場関連の質問をした際の画像のようです。


ツイート内容については、アカウント名もろくでもないし、ブーメランの意味もわからない印象操作臭しかしない、どうしようもないツイートなので触れません。とにかく2015年の質問の画像のようです。

そして、元画像で触れられている日付の国会で、辻元清美議員がなにか喋っているのか、議事録検索をしたところ、以下の結果が出ました。

なんと発言者辻元清美氏で検索してもなにも出てきません。
ちなみに、その日に実際にどんな委員会が行われていたのか、それは以下のとおりです。

以上のような委員会が開かれていたようです。
また、この2001年の通常国会の会期は以下のとおりです。

そして、この会期内での辻元清美氏が発言している委員会は以下のとおりです。

発言内容を精査したとこと、森内閣時代はものつくり大学の話や、官房機密費問題について、小泉内閣時代は構造改革などについて質問していました。

つまり国会には根拠になりそうな言及が一切ありませんでした。

ちなみに私の先に調べていた人曰く、二重国籍に関する言及は今現在に至るまで、辻元清美氏に関する国会議事録にはないようです。

また、この方曰く、ソースらしいものは、どうも近くの日に辻元清美氏が提出していたアルベルトフジモリ氏に関する国会質問だったようです。

そしてその方のツイッターを見たところ、このネタは昨年からあるようで、その時点でこの質問主意書だろうと指摘されているようです。

そして内容は、アルベルトフジモリ氏の国籍をペルー大統領就任時に確認していたのか?(ここで職務怠慢との言及)ということや、日本国籍を盾に身柄引き渡しをしないことを牽制するような内容でした。

国籍剥奪に関わるのは、国籍喪失の宣言の部分なのでしょうが、これは日本以外の公務員になった際に日本国籍を喪失させることができる、的な話であって、仮に(無理矢理ですが)蓮舫氏の件に当てはめるならば、蓮舫氏が国会議員になった時点で台湾籍を台湾が喪失させるべきなのでは、的なはなしになるのではないでしょうか?

2 法務大臣は、選択の宣言をした日本国民で外国の国籍を失つていないものが自己の志望によりその外国の公務員の職(その国の国籍を有しない者であつても就任することができる職を除く。)に就任した場合において、その就任が日本の国籍を選択した趣旨に著しく反すると認めるときは、その者に対し日本の国籍の喪失の宣告をすることができる。
法務省 国籍法

強引にあてはめましたが、結局はもし本当にこれが元ならば、今回の蓮舫氏の案件にはほぼ関わらないように私には思います。

それを元ソースを誤魔化して国籍喪失の宣言を国籍剥奪という文言に変換してしまうことで、さも今回の件に関わるような文章に改変していること、ひどいと言わざるを得ないと思います。
(個人的には、これまで右派が受け入れた本当はデマである情報が多いことや、『ブーメラン』という内容がウケがいいを前提に、今回も辻元清美氏を狙ったのではないかと思えることも含めたいですが。)

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