都民ファーストは堂々と与党路線を走るようです。

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「スピード感を持って待機児童問題などを確実に進めていかないといけない。スピード感を一(いつ)にし、時には議会がリードしてもらいたい」と述べました。

そして、「候補者たちがしっかりと活動できる舞台を確保し、そのために先頭に立つ」と述べ、党勢拡大を図るため、みずからが前面に立って都議会議員選挙の候補者の支援にあたっていく考えを示しました。

一方、都議会を構成する地域政党の代表に都知事みずからが就任することによる、知事と議会との緊張関係を問われたのに対し、「これまでの都議会にチェック機能はあったのか。なかったから豊洲市場の問題でも高コスト構造を膨らませた。条例の1本も出すくらいの勢いの議会にすべきであり、都政のチェックもせず、政策的な立案もしないならば、都民にそうした姿勢を問うことが今回の選挙につながるのではないか」と述べました。

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この問いは、大阪維新の会や減税日本にも繋がったり、選挙にて、首長候補者を議会議員が支援することや、議会議員候補者を首長が支援することなどに繫がる話なのです。
(大阪維新の会とか減税日本が、こういう問いをぶつけられたことはあるのでしょうか?)

そのような話を問われ、小池氏は『これまでの都議会にチェック機能はあったのか。なかったから豊洲市場の問題でも高コスト構造を膨らませた。』とこれまでのチェック機能不全を指摘したかと思いきや、『条例の1本も出すくらいの勢いの議会にすべきであり、都政のチェックもせず、政策的な立案もしないならば、都民にそうした姿勢を問うことが今回の選挙につながるのではないか』と、チェックしなくても、立案してればそれでいい、といえるような認識を示したようです。

『条例の一本も出すくらいの勢いの議会』というのがよくわからん、と思うのですが、要するに、議会が受け身で首長のやる事に反応するのではなく、アクティブに条例を立案して、首長をサポートするくらいの勢いでいてほしい、ということなのではないでしょうか?
そこらへんは、多分『時には議会がリードしてもらいたい』という発言と繋がっているのではないでしょうか?

また、議会として、首長に対し立案などの主体性をもったサポートをしないくせに、チェック機能ももっていない、つまり、チェック機能というものを『実際はチェックしてないけど、結果責任から逃れるための理屈として利用している』とみなしているようにも思いました。
そういう都合よくチェック機能を利用してきたのが、これまでの都議会で主導権を握ってきた方々で、我々はそうではなく、責任をもって立案などで、都知事を主体的にサポートするので、そういう主体的かどうか的な姿勢を問うていくということなのかな、と。

チェック機能を果たさないくせに、首長のサポートすらしない方々と、チェック機能は果たさないけど、首長のサポートする組織、どちらの姿勢がいいですか?と。
こういうことなのでしょう。

というわけで、大阪維新の会や減税日本のように、都民ファーストも堂々と与党路線を突っ走るようなので、その他の勢力がどのように崩すのかが、これからの動向を左右するのだろうと思います。

しかし、近頃『責任与党と無責任政党』という構図が流行り過ぎじゃないですかね…

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