『結局物すごく残業をやっているのをそのまま自宅へ持って帰ったら同じ』という認識はあるようです

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経産相いわく残業とは時間外労働では無いらしいで触れた経産相会見の内容が経産省ホームページに正式に掲載されたので、それについて触れておきます。

 

Q:経産省の働き方改革なんですけれども、テレワークの導入などを打ち出されているようですけれども、そこのあたりについて、ちょっとお考えを教えていただけますか。

A:国会答弁づくりは、私は前々から、官房副長官時代から最もテレワークに適した業務ではないかなと思っておりまして、今事務方には何とかテレワークで、いわゆる待機という形でずっと待っているんじゃなくて、家へ帰って、そして必要があれば作業に参加するという、そういう形がとれないかという検討をしてもらっています。
まずは隗より始めよということで、私自身も答弁が完成すると秘書官からメールが来て、自宅でセキュアな環境にある専用の、この役所用のタブレット端末からアクセスをして、答弁ができると経産省のサーバーにアップしてもらって、そして私自身がそれを夜ないしは場合によっては朝早起きして予習をしてから、大体予習をしてから来て、そして経産省でのいわゆる大臣の答弁勉強会というのは、もう分わかっている答弁については、もういいと。これは十分理解しているからいい。逆に、この問何番と問何番についてはもうちょっと深く教えてほしいという形で、選択と集中を予習の結果やれるようになっていますので、今大幅に大臣勉強会というのを短縮して、その分職員もあまり余り、答弁づくりは今のところ夜遅く役所に残ってやっているのに、大臣勉強会で翌日あまり余りめちゃくちゃ朝早くから来なくてもいいというところまで今何とか来ましたが、次のステップとしては、やはり自宅からみんな参加できるように、子供の宿題を見ながらとか、そういう形で作業ができるような環境を整えるようにしたいと。
ただ一方で、答弁のつくり方自体を根っこから見直さないとだめなんです。そのこともちょっとよく。だから、答弁をつくるプロセス自体を見直して、結局物すごく残業をやっているのをそのまま自宅へ持って帰ったら同じことですから、そこもしっかり見直して効率的な答弁づくりがやれるようにということを今指示して検討してもらっているところであります。

『答弁のつくり方自体を根っこから見直さないとだめ』や『答弁をつくるプロセス自体を見直し』などの発言があったようです。

前回、私が記事で書いたような調整等の待機時間をそのまま自宅に移すということは、避ける努力をするようです。
また、前回答弁勉強会の予習のエピソードについて『答弁勉強会を外でやっているだけに過ぎない』と書きましたが、これは官僚が一から付き合うことをしなくても済むということで『官僚側の労働時間削減』を行っているという文脈で使われていることも把握しました。

結局、改めてこの話を考えても、まず『効率的な答弁づくり』をやれるようにすることが第一で、それが出来ないままテレワークを導入してしまうと労働時間を私生活と混ぜ込むことによりごまかしてしまうことになる、という前回この事について書いた記事で抱いたことと変わらない感想を抱いているのですが。

労働時間削減、仕事の削減をしようとしていることは本当のようなので、結果を期待したいと思います。
答弁の作成という事に民間企業の働き方改革に参考になる物があるのかよくわかりませんが。

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