村井知事の言い分がちょっと・・・

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「子どもを亡くしたにもかかわらず、裁判を起こさずにたえられている方もおられます。気持ちは良く分かりますが、裁判の場で争うという意思決定をした以上はお互いが最後、仕方がないと思えるまでは、裁判で争うというのが、法治国家のもとでは致し方ないこと。その点はぜひご理解いただきたい」

判決不服 大川小裁判 石巻市と宮城県控訴|日テレNEWS24

どういう流れで『子どもを亡くしたにもかかわらず、裁判を起こさずにたえられている方もおられます』という発言をしたのかがよくわかりませんが、正直こういうふうに言い出す人間は信用出来ないような気がします。

『お前ら文句言ってるけど、文句言わずに黙って耐えてる奴もいるんだぞ!』みたいな、文句を鎮圧するために文句を言えない人間を盾にするという感じがして、個人的には不愉快です。

また『裁判の場で争うという意思決定をした以上はお互いが最後、仕方がないと思えるまでは、裁判で争うというのが、法治国家のもとでは致し方ないこと。』という言い分も意味がわかりません。

そもそも法治国家という言葉を使う理由がわかりません。そもそも裁判は三審制ですから『お互いが最後、仕方がないと思えるまでは、裁判で争う』とも言えませんでしょうし。(片方が納得していなくとも裁判は三回審理を受けたら終わりですよね?普通に考えたら。)

また、民事裁判ですから、和解決着もありえるわけですよ。その方向性も断つということなんでしょうかね?

それ以外に、控訴を決めた時に村井知事の記者会見での発言がどうも『一々物事を大きくすることで自己正当化を図っている』ように見えてしまうんですよね、これは冒頭の発言を知った後に記事を見たからかもしれませんが。

『亡くなった教職員10人の家族の気持ちも配慮しないと』『逃げてきた高齢者らのことも考えないと』『震災では大川小に限らず、1万人以上が犠牲になった。』などと、県という大きな行政区画のトップなのは分かるのですが、それにしても一々大きい規模に従っているフシがあるような気がして、どうも信用出来かねる、というのが私の感想ですが、他の人がどう思っているのか、気になります。

大川小の悲劇から5年、遺族勝訴でも怒る“証拠ビデオ”の存在 – 女性自身[光文社女性週刊誌]

 

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