変な反論をしている中山成彬に捧ぐ

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『見せ物、観光資源にしている水族館自体は残酷ではないのか』というならまだしも、なぜかいきなり闘牛を持ちだした中山成彬のツイートを見つけたのですが、なんとなく中山成彬が『闘牛が許されているのだからいいじゃないか!』と言いたいのだと読み取ったので、闘牛がいかなる抗議を受けているのかをまとめました。

 

牛追い祭りを前に闘牛に抗議、スペイン

2012年の記事ですが、牛追い祭りを前に、動物愛護団体が人文字で『Stop Bullfights』と作って抗議を行っています。

 

闘牛反対!本場スペインで「血」の抗議

上の記事の2年前にはパンツ一枚の裸体に血糊を塗って、更に体には闘牛に使うモリが刺さっているような状態にして、抗議活動を行っています。

 

背中に2500本の針を刺して闘牛に抗議する美女

コロンビアでは、過去に13日のハンガーストライキを行ったことのある方が、背中に2500本の針を打つという痛々しい姿を『子どもの闘牛場への入場を禁止する法律』を要求する活動の一貫として公開しました。

 

メキシコで闘牛に裸の抗議

メキシコでもパンツ一枚の裸体に血糊を纏い、モリが刺さっているかのような状態になっての抗議活動が行われました。

 

実際の闘牛ではそんなことはありえません。闘牛の牛は、できるだけ人間とは接触させず、荒々しい野生の本能を失わないように育てます。その身体能力は凄まじく、人間がそのまま立ち向かえば非常に危険で、それこそ闘牛士は命がいくらあっても足りないのです。

そこで、闘牛場では、最初に牛の力を削ぐことに力を尽くします。プロテクターをつけた馬に乗った男たちが槍で牛を突くのです。この槍はあまり深く刺さらない仕掛けになっていて、牛が死にかけるほど弱るのを防ぎます。しかし、槍で突かれた牛はかなり力を失い、フラフラになりますから、それでは闘牛士が対峙しても面白くないのです。そこで、カラフルな装飾を施したモリを何本も牛の身体に打ち込みます。

これは、牛に痛みを与えて、一時的に興奮させ、元気にさせるために行うのです。その後で、闘牛士が布を振って牛をあしらいます。そして、頃合を見て、剣で刺し殺すのです。これでは、どんな牛でも闘牛士に勝つのは不可能です。つまり、闘牛士は99.9%の安全を確保してショーを行うのです。それでも事故はおこりますが・・・。

私が見た闘牛では、闘牛士が登場するころには牛が立っていられないほど痛めつけられるケースもありました。血だらけの牛が前足を折ってヘタリ込み、動かなくなってしまうのです。これは、あまりにもひどいやりかただということで、観客が盛んにブーイングをしていましたが・・・。

この経験から、こんな血なまぐさい闘牛は二度と見たくないと思いました。ですから、アニマ・ナチュラリスの行動はよく理解できます。

 

泣け、怒れ、叫べ!!!もう何でもアリ:フランスで 100 人の抗議者が伝統文化を激しく非難「闘牛場」を乗っ取る

フランスでは文化大臣が『国家の文化財産』と擁護した結果闘牛場に抗議者が突入して一時乗っ取るという事態が発生しています。そのようなことが有ったからなのでしょうが、逮捕者もでています。

 

バルセロナで最後の闘牛、来年1月から禁止

闘牛禁止条例(カタルーニャ州) 2012年から

様々な抗議活動が行われた結果、署名活動が決め手となり、カタルーニャ州の動物愛護法の適応除外となっていた闘牛が、適用除外解除となる条例が可決されたため、バルセロナでは闘牛が禁止されました。

 

ここまで全部Googleの検索結果の1ページ目に出てきたことです。こういう抗議の状態を知った上で中山成彬氏は『闘牛』を例に出したのでしょうか?どうも知らないで雑に出してきた気がするんですが、どうなんでしょうね?

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