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消費税増と痛税感

2016/04/04 全期間:161views   直近一週間:2views  直近一ヶ月:8views

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続いて西村議員は、軽減税率について「ティッシュボックスのおまけに果物ジュースがつく場合は消費税10%で、果物ジュースにテッィシュボックスが付く場合は8%」「福袋に食品が入っていれば8%で、入ってなければ10%」「テイクアウトと言って消費税8%で済ませて店内で食べている場合」「店内で食べるといって消費税10%払った後にテイクアウトに変更する場合」など数々の事例を挙げたうえで、軽減税率導入によって、混乱やコスト、負担が大きすぎると指摘した。

これほどの混乱にもかかわらず政府与党が軽減税率を導入する理由として「痛税感の緩和」を挙げていることに対して西村議員は、「8%に食品の消費税率を据え置くことが痛税感の緩和につながるとは思えない」と強調した。その理由について「OECD諸国の中で日本の税負担は最も低いにもかかわらず、税負担を重いと感じる人の割合はすごく高い。これこそが『痛税感』だ。なぜ『痛税感』が高くなるかと言えば、払っている負担に対して給付が受けられていないという思いから来る『痛税感』が本当の意味での『痛税感』ではないか。だからこれだけのサービスが受けられるのだと納得いただけるのであれば、軽減税率を導入して上っ面の『痛税感』を緩和するよりももっと根本的な解決になる」と問題の解決策を提示した。

 さらに西村議員は、「社会保障の充実が社会保障と税の一体改革のスタートラインだったにもかかわらず、低所得者対策である総合合算制度、給付付き税額控除が削除されている。これは社会保障の充実に逆行している。『痛税感』を本当になくしていく、軽減していくために社会保障と税の一体改革の原点に立ち返り、給付と負担のバランスを直していくべきだ。そのために民主党は給付付き税額控除法案をしっかり提出する」との方針を示し質問を終えた。

民主党 | 【衆院予算委】西村議員が自民党の続発する政治とカネの問題を追及

前半の不祥事の部分は省略して(そこをタイトルにしているのはもったいないと思う)、私が大事な指摘だと思ったのはこの『消費税の痛税感』という概念に関する話。

ホント言いたいことを言ってくれた!という感じです。痛税感を軽減税率(据え置き税率)で解消ってそんな馬鹿な話は無いだろう、と。

国民に嫌と言われたらすんなりと『じゃあ払わなくていいですよ』と言ってしまう程度に、国家は消費税を活用することを拒絶しているのですか?と思ってしまうわけです。

こんなことばかりだから『消費税増税分は全額社会保障に』という言葉は『消費税の税額分以外を社会保障に使うことを抑制します』という宣言にしか聞こえないのです。

社会保障が全くもって信用ならない、お話にならないという前段があっての、それを受けての『社会保障と税の一体改革』が、あっけなく『財源問題』に終止するというアホみたいな結末。(民主党政権も冒頭からあっけなく財源問題に突入して、結果、削減バカみたいな印象になって終わりましたね)

そんなんだから痛税感は永久に強くなっていくのではないですか?そのうち納税ボイコットでも流行るんじゃないですか?

政府機能の向上(≠ムダ削減)、政府機能の印象向上、社会保障の効果を実感する人の増加、そういう面をきちんとやっていかないと、痛税感なんて一生なくならないですよ。

要するに痛税感なんてのは政府不信だと思います。それをごまかして『消費税の軽減税率』なんてやっても仕方ない、と私は思うのです。

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