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自民党の今井絵理子氏擁立検討で考えたこと

2016/04/04 265views

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この記事の所要時間: 339

自民党が夏の参院選の比例区に、4人組のダンスボーカルグループ「SPEED」のメンバーで歌手の今井絵理子さん(32)を擁立する方向で調整していることがわかった。今井さんは聴覚障害のある長男(11)をシングルマザーとして育てながら、福祉施設などで手話を交えた音楽活動を続けている。安倍政権の掲げる「1億総活躍社会」に合うとして「目玉候補」に浮上した。

自民、SPEEDの今井絵理子さん擁立で調整:朝日新聞デジタル

このニュースを読んで、シンプルに思ったのは『今井絵理子氏に、自民党に1議席呼びこむ程の得票能力とか1議席を与えるほどのメッセージ性はあるのかな?』ということです。

いわゆる一般人ではない、有名な人を担ぐ場合、参院選の非拘束名簿での比例代表制を考慮すると、二つのうちのどちらかに当てはまらないと、担ぐメリットが薄いのではないかと思います。

それが『比例の議席を一つ持ってきてくれる』若しくは『政党の姿を示すメッセージを伝えるために適切な人生をおくっている』のどちらかです。

今回の報道では『安倍政権の掲げる「1億総活躍社会」に合うとして』という後者の方の理由が大きいように報じられています。

(あと、沖縄の基地問題への起用に触れている報道もありましたが、それは『石破幹事長が普天間移設反対議員を屈服させた図』の再来のような印象しかないように思うのですが。過去にTwitterで戦争や安保法案についての諸々をつぶやいていましたし SPEEDの今井絵理子さん、「戦争はダメ」 | 沖縄タイムス+プラス

要するに『安倍政権のメッセージを掲げるために、6年の任期を得る1議席を犠牲にする』ということです。

個人的に一億総活躍の定義がさっぱりわからないので、今井絵理子さんを出馬させることで一億総活躍をアピールできるのか?という問いには答えようがないのですが。(shine!みたいなメッセージなんですかね?本人もそういう感じの名前のイベントに出てますし。Eyes for Future byランコム〜女性が輝くと、石巻はもっと輝く。〜

そんな定義がさっぱりわからない一億総活躍に合う目玉候補として擁立ということは、もしかするとテキトウにそれっぽい候補を擁立したのかもしれません。

そうなると今井絵理子氏が1議席をどこかで自民党に呼び込むことが前提になっていることになります。

参議院の比例は、大体100万票で一議席を自民党に呼びこむことになります。

自民党という名前を宣伝するという意味での潜在的な効果も加味すると、どの程度の票を個人名で取れば『無駄ではなかった』と思えるかはやってみないとわからないところがあるでしょう。

ただ、20万票くらいは取ってくれないと『それなら他の人が通ってくれたほうが良かった』というわだかまりを抱く人が出てくるのではないかな?と個人的には思います(参考になるかはわかりませんが、2013年の参院選では、渡辺美樹氏が約10万票、緑の党の三宅洋平氏が約18万票、アントニオ猪木氏が約36万票、佐竹雅昭氏が約3万票でした)

ただ、先ほど沖縄基地問題にふれましたが、自民党は沖縄県選挙区のテコ入れとして考えているのではないか?という考えをTwitterで目にしました。

確かに沖縄の議席を得るために、比例の議席を一つ使うというのは、いい作戦かもしれません。

しかし、それが本当にテコ入れとして機能するのか?というのは、上で基地問題へのテコ入れとしての疑問として書いたことと同じことを考えてしまいます。私が個人的にこのような浮遊戦、空中戦が嫌いなだけのような気もしますが。

 

個人的にはこれで多少社会福祉の方に目線が行くなら、どうせ自民党の議席が一議席犠牲になるだけのような気がするし、いいんじゃないかな、と思いますが、安倍政権のこれまでを考えると、shine!的な、単純に理想の像を持ちだして『お前もこうなれるように努力しなさい』と煽り立てる風潮を強化することにしかならないだろうと思うので、そういうメッセージのための擁立なんだろうなぁ、とうんざりするわけですが。

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