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自民党総裁外交特別補佐、スティーブ・バノンを招聘する

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先日、トランプ政権側から依頼されてノーベル平和賞に推薦していたことを、トランプ大統領から「トランプ政権側の依頼」があったことを触れずに、日本に推薦されたことだけを披露されるという、とてもトランプに都合よく利用されたとしか思えない日本政府。

トランプ大統領の嘘つきを改めて実感。

そんな日本政府を運営している政権党、自民党について、また都合よく利用されるのではないか?と思う事態が先日ありました。

それは、スティーブ・バノン氏の来日です。

ただスティーブ・バノンが日本に来るだけなら、昨年にも来ていますし、むしろバノンを利用したい人たちが浮かび上がるだけだろうと思うので、心配することは少ないのではないかと思います。

しかし、今回はそういう事態とは少し様相が違います。

それは、自民党の総裁外交特別補佐という役職を担っている河井克行氏が、TV番組や自民党の外交部会での講演を招聘しセッティングしているという点にあります。

https://amba.to/2VR7AOH

確かに河井克行氏がブログに書いているように「トランプ政権に影響力があると言われるバノン氏の考えを、多くの日本人に知っていただく好機」だったのかもしれません。

しかし、スティーブ・バノンはあくまでも現役の扇動者であることを忘れてはいけないのではないでしょうか?

スティーブ・バノンの『今回の日本訪問に大きな期待を抱いている様子』というのは、私はとても嫌な予感がします。

スティーブ・バノン氏に話を聞いて参考にする、にしても、それは報道側が適切に接触して行うべきで、政権に近い人間(総裁外交特別補佐という肩書を持っている人間)が積極的に接触してセッティングするのは危険なのではないでしょうか?

特に心配なのは、スティーブ・バノンが、今年行われる欧州議会選挙にて影響力を発揮しようと昨年動いていたことです。

ここでスティーブ・バノン氏が支援しようとした組織は、過半が各国の政権党が扱いに困っている政党なのではないかと思います。
そのような活動をしている人間をおおっぴらに招いてお言葉をありがたく頂戴しているのは、色々と懸念を抱かれてもおかしくない事態であるように思います。

ただ、この支援活動は警戒されてうまく行ってないようですが・・・

さて、スティーブ・バノン氏は実際に自民党の外交部会で講演を行いました。

(杉田水脈が外交副部会長って・・・)

ここで杉田水脈氏が「トランプ大統領と安倍総理の関係」についても述べていた旨を書いています。

この辺について、報道でこのようなスティーブ・バノン氏の発言が出てきています

安倍晋三首相に関しては「偉大な英雄として位置付けられている。トランプ氏らより前に、先進民主主義国で初めてナショナリストが主導する政権に変えた」と持ち上げた

バノン氏「中国の拡張、日米で歯止め」 自民部会で講演: 日本経済新聞

世界中に広がるポピュリストやナショナリストの草の根運動にとって、安倍首相は偉大なヒーローだ。トランプ氏や、(「ブラジルのトランプ」とも呼ばれる)ボルソナーロ氏らよりも前から、安倍首相は先進国のかじ取りをしている初めてのナショナリストだ。トランプ氏がトランプ氏である前に安倍首相がトランプ氏であったとも言えるわけです。

バノン氏「安倍首相はトランプ氏より前からトランプ氏」:朝日新聞デジタル

講演者が述べたことなんで、その場で反論するのもおかしいのでしょうけど、自民党議員さんにとって、こ安倍首相がこのような認識で良いのでしょうか?

安倍首相自身は、朝日新聞に勝ったとかトランプ大統領に言っちゃう人なので、別にナショナリストと思われても良いと思ってるでしょうけど。

昨年11月の米ニューヨークのトランプタワーでの初会談で、軽くゴルフ談議をした後、安倍はこう切り出した。
 「実はあなたと私には共通点がある」
 怪訝な顔をするトランプを横目に安倍は続けた。
 「あなたはニューヨーク・タイムズ(NYT)に徹底的にたたかれた。私もNYTと提携している朝日新聞に徹底的にたたかれた。だが、私は勝った…」
 これを聞いたトランプは右手の親指を突き立ててこう言った。
 「俺も勝った!」

【日米首脳会談】安倍晋三首相「私は朝日新聞に勝った」 トランプ大統領「俺も勝った!」 ゴルフ会談で日米同盟はより強固になるか?

スティーブ・バノンは戦略家なんてことを言われているみたいですが、許容されるだろうギリギリの発言をするセンスはあるのかもしれません。
別な場所では、このような発言をしていますが、少なくとも自民党の外交部会ではいってないようですし。

(CNN) トランプ米大統領の側近だったバノン前首席戦略官は10日、訪問先のフランスで右翼政党「国民戦線」の会合に出席し、「人種差別主義者と呼ばれることは名誉の印」などと発言した。
バノン氏は演説で聴衆に「皆さんを人差別主義者と呼ぶ人には呼ばせておきなさい。外国人嫌いと呼ぶ人、移民排斥主義者と呼ぶ人には呼ばせておきなさい。その称号を名誉の印として掲げればいい」と訴えた。

バノン氏、仏右翼会合で「人種差別主義者の称号は名誉」

とにかく、私はスティーブ・バノンの招聘にて、日本がスティーブ・バノンに利用される可能性と、諸外国に与える日本のイメージについて危惧を抱いているのです。

そのへんについて鈍感そうな、自民党総裁と総裁外交特別補佐、本当に大丈夫なんでしょうか?

ちなみに、自民党は参議院選挙広島県選挙区に二人目として河井克行氏の配偶者、河井案里氏が出馬するようですが、その方であろうホームページ見たら、県議として大広島構想という、なんか大阪都構想っぽい構想をかかげているようですが、どうなんでしょうね。(個人的には『案里氏は記者団に「2人目が出るかどうかは、党内のコップの中の話。有権者の利益となるよう、さまざまな選択肢を掲げることが大事だ」と述べた。』というコメントがすげぇなぁ・・・と思いますが)

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