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権利保護の緊縮削減に反対するブログ

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「地元自治体の議員でもある経営者」

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Twitterで、以下の記述の「地元自治体の議員でもある経営者」とはだけだ?というツイートを見ました。

関東地方の農場で働いていたある女性の実習生は、農業研修生であるにもかかわらず、地元自治体の議員でもある経営者から家事や洗車など“お手伝いさん”のような仕事を強いられた挙げ句、性暴力を受けた。〈コトを成した経営者は、泣きじゃくる女性に一万円を渡し、「ないしょ、ないしょ」と言った〉。その後、女性が〈言いなりにならなければ、強制的に帰国させられる〉と脅えていることをいいことに、経営者は女性実習生の部屋の合鍵をつくり、62回にもわたる性暴力を繰り返した。

 彼女は入国管理局に駆け込んで緊急避難シェルター施設を紹介してもらったというが、一方で加害者である経営者は安田氏の取材に「暴行でも性的虐待でもない」「襲われたのはむしろ私のほうだ」と主張。この直後、経営者は議会の政務調査旅行で女性添乗員にセクハラを働いたことで議員を辞職したのだが、実習生への性暴力問題でも全統一労働組合と弁護士の力により、経営者には謝罪と損害賠償が認められたという

安倍政権がひた隠しにする外国人労働者の悲惨な実態! 低賃金で突然死、暴行、性被害も…こんな奴隷政策許していいのか

この記述は、安田浩一氏の著書『ルポ 差別と貧困の外国人労働者』から引っ張ってきた事案のようなのですが、私は「政務調査旅行で助成添乗員にセクハラ」という記述で一つ引っかかる事件がありました。

それは、鉾田市議会のつくしクラブという会派の政務調査旅行で起こった事件です。

ただ、ここでやらかしている大槻武徳氏って、私、実家が鉾田市なので知っているのですが、大槻製材所という、木材を取り扱う事業であって、農業とは関係ないと思っていたんですよね。

でも、やはりこういう事例って大槻武徳氏以外見当たらないので、少し調べていたところ、以下の旧2chの書き込みを見つけました。

83 :無党派さん:2007/01/15(月) 19:57:48 ID:vBkJvFOL
北浦有機事業協同組合の理事になっているが問題じゃね? 

セクハラおやじを理事にしといていいのか? 


84 :無党派さん:2007/01/15(月) 21:23:17 ID:7+LAdY2c
詳しい人から聞いた話ですが、あの女性は、コンパニオンです。大槻が、鉾田から 
連れて行ったらしい。 

そして、大槻は、中国人研修正も、「言う事聞かなければ、中国に送り返す」と言って、何人も犯したらしい。 

http://society4.5ch.net/test/read.cgi/giin/1168558028/

59 :朝まで名無しさん:2007/02/21(水) 02:54:15 ID:Lh2J3zZo
「受け入れ先役員が暴行」 
外国人実習生の女性提訴 
2006年12月25日 13:36 【共同通信】 
 財団法人国際研修協力機構(JITCO、東京)の外国人研修制度で 
来日した技能実習生の女性(35)が25日、受け入れ先の会社役員に60回 
以上も暴行された上、研修はなく、雑用ばかりさせられたとして、役員や 
JITCOなどに計約3700万円の損害賠償と未払い賃金を求め、東京地裁に提訴した。 
訴状によると、女性は2004年11月、日本で農業技術を学ぶため来日。 
1次受け入れ機関となった農産物共同販売の協同組合を通じ、 
東日本にある建設会社の実習生になった。 
しかし8日間、日本語会話の講習を受けた以外に研修はなく、 
会社役員宅の家事や会社の清掃、廃材の焼却といった雑用ばかりさせられた。 
パスポートや預金通帳を取り上げられ、規定通りの賃金も受け取れず、 
休みは1カ月間に0-2日程度しかなかった。 
JITCO総務部は「訴訟案件になるため、一切コメントできない」としている。 

http://news21.5ch.net/test/read.cgi/news2/1160794347/l50

で、大槻製材所、実際に公共事業に入札しているようで、建設会社とかかれてもおかしくないんです。

と、ここまで調べたところ、元のツイートに対して、以下のようなリプライが送られているのが確認できました。

このサイトにて言及されている根拠に、元共産党、現無所属の鉾田市議、石津武吉氏の「平成19年 3月 定例会」での質疑があります。

やりとりの内容が、鉾田市議会の議事録に残っていましたので以下に引用します。

◆53番(石津武吉君) (略) 第1点は、非行業者への制裁についてということでお尋ねをいたします。つい最近、2月下旬ごろからでしょうか、旧大洋村下沢地区付近、いわゆるとっぷ・さんて大洋がある近くで松くい虫伐倒駆除を行っている有限会社大槻製材所、これを偶然に私見ました。昨年12月の定例会でしたか、その前の9月の定例会でしたか、私はこの旧大洋村地区での松くい虫の伐倒について市長にも高度な政治判断をしていただきたいということを強く申し上げたつもりでおりますけれども、今回も、なぜ有限会社大槻製材所が行っているのか、その辺の事情についてぜひ詳しく述べてください。
 また、この有限会社大槻製材所でございますけれども、これも昨年の9月の定例会におきましての私の、中国人女性への暴行の問題等々を質問いたしましたが、その後ある新聞にはこういうような内容で書かれていました。市内にはこのけた外れの非行に関係した人物がいるはずだと、このように予告されていたわけでありますけれども、今年の2月19日の東京地方裁判所で、中国人研修生の女性と大槻武德前市議、それから有限会社大槻製材所との間で和解が成立したようでございますが、その中身につきましては、いわゆる中国人女性研修生への暴行並びに賃金の未払いということで、大槻製材所側は一回も争うことなく全面的に非を認めて和解したようでございます。このような社会的に許されない非行を行ったこの業者、やはり当然のごとく指名停止等の制裁があってしかるべきと思いますが、この点について市長はどのように今考えておりますか。
 また、現在行われております松くい虫の伐倒駆除、大槻製材所との委託契約も解除すべきではないかと思いますので、ぜひこの点についても明確なご答弁をいただきたいと思います。

(略)

◎総務部長(澤田純作君)

まず、1点目の非行業者への制裁ということでございますが、鉾田市建設工事等の契約事務に関する規程の第81条で、事故、贈賄、不正行為等を起こした場合に入札参加資格停止措置を講ずるものとしておりまして、82条で当該措置の基準を定めております。

 ご質問の問題に関しては、風聞としては聞き及んでおりましたが、中国人研修生に関しては本市の所管事項ではございません。したがって、事実を知り得る立場にはございませんです。また、この件について研修生を所管する機関から正確な情報も受けておりません。また、調査権もありませんので、企業の特定など事実把握はしておりません。したがって、事実認定もしていない状況の中でのご質問の企業への不利益処分は適当とは考えられないと思います。また、仮に公的な文書や証拠等による事実認定ができたとした場合には、先ほど申し上げました措置基準に照らし、適切な判断をしたいと思います。

(略)

◆53番(石津武吉君) 非行業者への制裁等々について調べる立場にはないとか何とか言っていますけれども、全然そういう関心は持たれなかったんですか。訴状で訴えられていると。大槻武德被告ですね。それから、有限会社大槻製材所、北浦有機事業協同組合、財団法人国際研修協力機構、これは出ていましたよね。この名前は出ていませんが、そういうことは、東京地裁で訴えられたというのはあったし、2月19日の結果についても、その翌日の2月20日に全面的に認めて和解した。和解内容については具体的には新聞報道では書いてはございませんでしたけれども、そこから読み取ることは十分できたはずじゃないのかなと思っておりますので、むしろ市の方としてはできるだけそういうのとはかかわりたくないというか、無関心を装っているとしか思えないんですが、いかがでしょうか。

◎総務部長(澤田純作君) 先ほど申し上げましたように、風聞の中で聞き及んでいたといったことは、先ほど石津議員がおっしゃった内容であろうかと思います。ただし、このいわゆる指名停止という不利益処分を充てるとした場合に、そういう事実認定をなかなかし得なかったということは事実であろうと思います。また、この事実が例えば建設上の事故とか、あるいは不正行為とか、そういったものが全面的に出ていた場合には、これは私どもの建設工事の契約事務に大きくかかわるので、ある種積極的な対応を図るべきかと、そのように思いますが、今の風聞で聞いていた内容等について、それを直接的に入札参加資格停止に当たるかどうかということについては大いに疑問は持っておりました。したがって、先ほど石津議員の方からですね、2月19日の東京地裁の件で、そのときに大槻武德議員と、あるいは大槻製材という名前がですね、こうした公的な話の中で初めて私どもとしては認識したということで理解を願いたいと思います。あくまで風聞においてはある種の情報は得ておりましたが、公的な話の中ではどこにもそれに結びつけるものはなかったということでございます。

以上が平成19年3月の定例会での石津武吉市議の言及です。
ここで気になるのが、石津武吉市議が昨年9月の定例会でも触れている旨を述べていることです。

それも残っておりましたので、引用します。

◆53番(石津武吉君)

53番、日本共産党の石津武吉であります。 私は、第3回定例会におきまして3点ほど質問の通告を行いました。まず第1点は、農業におきます外国人の研修生、実習生の雇用等についてお尋ねをいたしますが、これにつきましてはですね、8月17日付の朝日新聞に報道がなされまして、非常に実りの秋と、収穫の秋という喜びの時期ではありますけれども、大変悲しい、悲惨な話をしなければなりません。それによりますと、研修生、実習生の受け入れが全国最多であります茨城県におきましては、昨年末から8月16日までに9件、28人が違法雇用を訴えまして、1月には中国人実習生9人が労働基準監督署に居座る騒動があったということであります。また、本年7月には、東京入官に、入国管理事務所に中国人女性の実習生が受け入れ先の理事長から性暴力を受けたとして逃げ込んだということでございます。

その記事少し正確に読ませていただきますと、日本の研修制度は建前と本音が違うことが多過ぎる。研修受け入れ先の事業組合理事長から性暴力を受けたとして、7月に東京入国管理事務所に逃げ込んだ中国人女性の実習生はうつむきながら話した。2004年に来日し、ホウレンソウとイチゴの栽培を学ぶはずが、受け入れ先は製材会社、研修の合間に理事長一家の家の掃除や靴磨きもさせられた。研修生のときの手当は月5万円、禁止されている残業時給は300円、実習生になると基本給6万5,000円、残業時給350円、賃金台帳では、基本賃金11万2,000円に残業代が支給されていたが、寮の家賃5万5,000円と布団のリース料6,000円、洗濯機、テレビ、流し台のリース料など生活費として毎月計9万円近くも天引きされていると。来日4カ月後、理事長から性暴力を受けた。逆らえば帰国させる、その後も住まいに合いかぎで入ってきた。この問題が表面化した後、理事長は辞任したとこの記事にございます。

これが鉾田市かどうかはわかりませんが、こういうような実情が記事として載せられておりました。そういう中にありまして、市当局におきましては、外国人研修生、実習生の市内での数の把握、違法行為による労働基準監督署への駆け込み等の実情はどうなっているか、調査していますか。また、実習生、研修生の受け入れ事業者はどのぐらいありますか、調査していますか。中国人女性などの性的被害について、東京入官に駆け込んだ等の実情については承知しておりますか。

 市長に伺いますが、市長は日本一の農業の市を目指して、これをうたって当選された市長でございますが、茨城県、ひいては鉾田市の農業がこの外国人研修生、実習生によって安い労働者として支えられていること、また人権の意識が極めて低い等々についてどう認識されておりますか、ぜひお答えを願いたいと思います。

(略)

◎産業経済部長(稲垣伸君) お答えをいたします。 第1点目の外国人実習生の雇用について、3点ほどのご質問でございます。関連していますので、一括してお答えをいたします。市内の外国人実習生の数は、3月1日現在で申し上げますと490人、研修生で960人と把握をしております。なお、労働基準局への駆け込みの実情についてのお尋ねでございましたが、問い合わせをしましたが、個別事案は公開できないとのことでございます。 次に、中国人女性への性的被害については、あくまでも新聞報道の範囲で承知をしております。

(略)

◆53番(石津武吉君) 外国人の雇用等で、これで見ますとですね、新聞の記事としか承知していないということですけれども、この取材等々から見まして茨城県南部であろうということは大体の見通しかなと、このように思っております。それで、ホウレンソウとイチゴの栽培を学ぶということで中国人女性は来られたようですけれども、大体茨城県でホウレンソウとイチゴですね、どのぐらい、一番多く作付けているかということを見ますと、イチゴですね、イチコが、2年前の資料ですけど、鉾田町が57町歩ですか、旭村が35、この辺が一番多いとこですね。ホウレンソウも、旭村が61、鉾田町が54と。一番多いのは岩井市の97ヘクタールというとこですけれども、岩井市ではイチゴは作付けていないということでございまして、茨城県内の上位見ますと、イチゴ、それからホウレンソウともに上位に入っているのは旭村、鉾田町ということで、現在の鉾田市ではなかろうかなということは当然のことながら想像にかたくないところでございます。と思いますけれども、私の今言った資料、大体わかりますか、産業経済部長。茨城県内においてイチゴ、ホウレンソウの作付の状況ですけれども、私の県に調べた状況では、旧鉾田町がイチゴで57、旭村が35、大体上位3に入っていると思うんですけど、これはいかがでしょうか。

◎産業経済部長(稲垣伸君) イチゴ、それからホウレンソウ、議員ご指摘のとおりかと思います。

◆53番(石津武吉君) それで、市長にも伺いますが、現在市内にもですね、実習生、研修生、外国人のですね、受け入れ事業組合等々というのがあるそうです。七つぐらい、農協さんを除いても七つぐらいあるそうですけどね、ここで聞いてみましたらね、私の知り合い等々が中国人とかいろいろ受け入れているんですが、何か8月からとまってしまったという事業組合もあるそうなんですね。二つ三つあるそうなんですけれども。よく知っている事業組合だと思いますけどね。やはりですね、これが、今急にぱたっととまってしまいますとね、鉾田市の農業っていうものが外国人労働者に支えられているわけですね。これ先ほど担当部長が言われたとおり、ですから、実際農家の方も今とまってしまったらば大変な状況になると、すぐ働き手を探すというわけにもいきませんし、規模拡大したところはもうお手上げだという状況ですのでね、やはりそういうところはきっちり市長としても考えているのかどうか。やっぱり一言ご答弁をいただきたいと思いますし、またこのようにですね、朝日新聞の記事に出ましてね、その違法雇用の問題だとか、人権の意識のなさの問題だとか、いろいろこう出ておりますので、その辺については市長自身もお答えになって、今の農家の問題、農業の問題、鉾田市のですよ、やはり一言コメントしていただかないと困ると思うんです。ぜひ市長にその辺をお願いします。

◎市長(鬼沢保平君) ここのですね、研修生の受け入れの会社といいますか、そういう状況についてはちょっと私把握をしておりませんので、今ちょっと意見は、それ詳しいことわからないので意見は差し控えさせていただきます。
 それと、あと人権の話がありました。人権についてもですね、もちろん全部の人がどういうことやっているかですね、私はわかりませんので、ちょっと意見は差し控えたいと思います。
〔「怠慢だよ、怠慢」と呼ぶ者あり〕

以上が、平成18年9月の定例会での石津武吉市議の技能実習生関連の質問と答弁の内容です。

ちなみに、質問では鉾田市かどうかわからないがデータ的に鉾田市ではという詰め方をしていますが、時系列でいうと、やはりこの事例が大槻武徳氏の事例だったようです。

私は当時、鉾田市で生活していて、農業などでの外国人労働者(技能実習生という制度は知りませんでした)の存在は知っていましたが、このような事件の存在は、全く知りませんでした。

己の身近に問題が存在していたことを知り己の無知を恥じるとともに、今後ともこのような技能実習などの問題には積極的に触れていき、問題の解決に少しでも向かうようにできれば良いなぁ、と思います。

-人権問題, 外国人技能実習制度, 性犯罪, 茨城関係, 地方議会
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