日本、中国を批判してたら同じ理屈でロシアから批判を食らう

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日本はユネスコ世界記憶遺産に南京大虐殺の関連資料が登録されたことを以下のように批判していました。

「国際機関の政治利用であり、断じて容認できない」

この理屈で中国を批判していたところ、今回、中国の南京大虐殺の資料が登録された陰で同じく記憶遺産に登録されていた、日本が申請していたシベリア抑留に関する申請に関して、ロシアから以下の批判が飛んできました(http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151015/k10010270361000.html)

「ロシアは日本に対し、登録の申請を行わないよう働きかけたにもかかわわらず申請が行われた。日本は2国間で解決すべき政治問題をユネスコに持ち込んだ」

これ笑い話ですか?
同じくロシアは中国の南京大虐殺関連資料の登録にも以下のコメントをしています
「中国国民の悲劇は理解できるが、同じようなことは多くの国にあり、2国間で解決すべきだ」

要するに南京大虐殺関連資料を批判するのと同じ理屈で、日本も批判されるような行為を行ってしまったと言うわけです。

私個人は、登録大歓迎というか、むしろどんどん積極的に二国共同で資料を持ち出しあってやるべきであり、そのために加害国は積極的に協力すべきと思うんですが、貴重な資料がこのような泥沼外交バトルの下らない材料と成り果てていることが残念でならないです。

そして日本政府はロシアに如何のように反論するんでしょうか?
どうも中国と同じ反論になりそうですが…

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