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審議拒否を不登校や出社拒否で例えるのは違うのでは?

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なぜ、こんなへんてこな例えをしてしまうのでしょう?

『上司が辞めないと』とか『あの先生がいやだから』と表現されているのは、野党による麻生大臣などへの辞任要求込みの審議拒否についてでしょう。
まず、国務大臣と野党の間に「上司と部下」や「先生と生徒」みたいな関係があるとでも思っているのでしょうか?
そういう関係ではないはずです。

また、不登校に関して言えば、先生との信頼関係が成立しなかったため不登校になるのは、「許されない」と言うほどおかしな話では無いと私は思います。
それを「許されない」と非難されることのように話すのは、明らかに生徒を追い込むだけのおかしい話ではないでしょうか?

そりゃ、ある程度の妥協は、不登校による様々な事象が本人の今後の生活に影響することもあるので、必要になることもあるかもしれません。
でも、それはあくまでも本人の意思次第であって、他の「許されない」という意見により生徒を教室に送り込んでも、それは取り返しのつかないことにもなり得る不幸な思い出が増えていくだけであり、出来る限り避けるべき事象なのではないでしょうか?
(だからフリースクールの拡充とか、そういう選択肢を増やす措置が行われているのではないのでしょうか?再チャレンジ出来る社会に、とかありましたよね?)

また、上司が辞めないと出社しない、という点についても、上司を変えたり、部署を変えたりなど、穏便な解決方法が多彩にあるわけで、単に「許されない」となるのは、ちょっと解せないように思います。
しかも、その上司というのが、単に「合わない」とかの話では無く、上司としての資格を問う告発が込みであるわけで、そういう告発をしている部下を、告発対象の上司の元で働かせるというのは、ちょっと難しいのではないか?多少の配慮があるべきなのでは?と思ったりもします。(私は実態を知らないので、私の方がおかしいかもしれませんが)

さて、気づいている方も多いかもしれませんが、不登校や出社拒否との明確な違いが、国会での審議拒否には存在します。

不登校には、転校などの他の場に移る手段や自由が(ある程度)あります。
出社拒否には、転職や転部などの他の場に移る手段や自由が(ある程度)あります。
では国会の審議拒否には…?

国会は、日本国における唯一の立法機関なのですから『不満なら辞めて出ていけ』とは言えないのです。(嫌なら日本から出て行け、みたいな話になってしまいます。)

国会は国会以外で国会の機能を持つ場所がなく、国会で審議できる資格を持つ人は選挙で選ばれた人しか持っていないので、国会でやることは国会で国会議員がやるしかないんです。

だからこそ国会の審議拒否が『許されない』となり得るのです。
だからこそ政府与党が審議を出来る環境を整えろと要求されるわけです。

それを場を移る権利や手段があり得るような話と並べてしまうのは、色々な意味でおかしい例え話としか思えません。

そのような唯一であることを認識しているのか怪しくなる例え話は、やめた方が良いと思います。

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