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人権問題 雑記

2018/04/17 財務省事務次官セクハラ問題について、産経新聞が描く構図

2018/12/1143views 

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財務次官セクハラ問題について、産経新聞が昨日一面に『財務次官更迭へ』という記事をうったのですが、その後、むしろ財務省としては事実無根として抵抗する方向になっています。

しかし、個人的にはこれも産経新聞にとっては問題ない展開なのだろうと思います。

そう考えた理由は、その更迭を報じる記事の冒頭の記述にあります。

安倍晋三首相は15日、女性記者へのセクハラ疑惑を週刊誌で報じられた財務省の福田淳一事務次官の更迭は不可避だと判断した。財務省が森友学園への国有地払い下げをめぐる文書改竄問題の対応に追われる中、事務方トップとして指揮を執るのは不適切だとの考えを示した。麻生太郎財務相の同意が得られれば、後任の次官人事に着手する方針だ。

これ、要するに『安倍総理は判断した。後は麻生財務大臣に全て委ねられた』ということを伝える記事なんですよね。

更迭されたら安倍総理のおかげ、更迭されなかったら麻生財務大臣が悪い、という絵を産経新聞は描いているわけです。

つまり、どちらに転んでも安倍総理は更迭を判断していた、という真偽不明の事実を残すために産経新聞は一面にこのような内容の記事を載せたということではないかと思うわけです。

ここで、私がもう一つ思い出したことがあります。
それは、文書改ざん問題について、週刊文春が記事を書いていたときの以下の記述です。

一方で、首相の周辺からも、麻生氏の辞任を求める声は日増しに高まっていった。産経新聞の政治部幹部は首相に直接、麻生氏の辞任を進言したという。六日の産経朝刊には〈財務相辞任も〉の見出しが躍った。

(週刊文春 2018/03/22号 『総力取材「森友ゲート」これが真相だ』p24)

どうも改ざん問題ぐらいから、産経新聞(政治部)は麻生氏を切り離す方向に動いているように感じるのです。
『安倍総理は悪くない、麻生副総理が悪い』みたいな感じで。

(そういえば森友学園問題で、獣医学会と麻生氏の関係が色々言われていましたが…)

『安倍総理は判断した。あとは麻生の判断』という構図を事前に作っているからこそ、このように財務省のセクハラ問題に対して安心して厳しい姿勢でいられるのではないか?とどうしても疑ってしまうのです。


(財務省批判のためにコメント取ったと思われる、高橋洋一のコメントだけ、温度差があるのが…)

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