安倍総理のように難民と移民を混ぜこぜにするのはたぶん右派スタンダード

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この難民受け入れを聞かれて移民受け入れを答えるという総理のちぐはぐ質疑応答なんですが、これについて欧州という単語を見たことで一つ思い出したニュースがありました。それが以下のニュースです。

 

「低賃金で働く奴隷を募集」と難民受け入れの独を非難 仏極右ルペン党首

フランスの極右政党、国民戦線(FN)のマリーヌ・ルペン党首は南部マルセイユで開いた党集会で6日、シリアなどからの難民を多数受け入れるドイツに対して「低賃金で働く奴隷を求めている」などと非難した。ロイター通信が伝えた。

報道によると、ルペン氏は「ドイツは自国の人口が伸び悩んでいると考え、低賃金の労働者を求め、大量の移民受け入れを通じて奴隷の雇用を続けている」と演説した。

2017年のフランス大統領選に関する最近の世論調査では、移民や難民受け入れに強く反対するルペン氏の支持率が社会党のオランド大統領らを上回り、決選投票に進むと予想されている。(共同)

このルペン氏の主張、要するに『難民受け入れと移民受け入れは実質同一のものであり、だから都合のいい移民を受け入れたかったドイツは難民受け入れの先頭に立っているんだ』というものです。

で、この主張でいう『難民受け入れと移民受け入れは実質同一のもの』という認識と同一のものを安倍総理は持っていて、その結果が今回の質疑応答でのこの回答につながったのかもしれません。

もうすこし根っこ的(かつ大雑把な枠組み)な部分に触れると、右派の方向性として、こういう建前を取っ払っていく方向性がよく見られ、第一次安倍内閣の『戦後レジーム脱却』というものも、そういう部分があったと思います。そして、それが今回の質疑応答の回答に現れたのかもしれません。

(個人的には難民という言葉の翻訳過程に何かあった気もするんですが、そこに本来問題がなくても、政権がいいわけにしそうだな、という気もするんですよね、言い訳をするほど今の政権がそこに気を使うとも思えないですが。『言い訳したら負け。後退したら負け』が現政権の方針っぽいですし)

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