朝日新聞にキャバクラユニオンの記事が掲載

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朝日新聞に掲載されていたキャバクラユニオンの記事『キャバクラ、横行する労働違反 給料未払いや違法な控除』という記事を読みました。

このように団体交渉の様子を伝える記事というのは貴重というか、なかなか見ない気がします。

この記事を見るに、やはりこういう交渉はユニオンのような団体にならないと出来ないというのがよくわかります。団体ですらここまで手こずるのですから、個人でやっても各個撃破されるのがオチといいますか。

また通常の企業ですら現状は労働環境がぼろぼろという事を考えると、キャバクラなど労働者が安定しづらい環境では、使用者が開き直ることで更に酷い待遇になっていることが予想できます。(もちろんそういう場所で好待遇で差別化を図って成功する店舗もあると思いますが、労働者が自ら労働環境改善を図るインセンティブが少ない以上、酷い労働環境が放置されやすいと思われます。)

『暴力団との関係をちらつかせたり、日ごろから「ブス」などと暴言を浴びせ、自尊心を失わせたりして諦めさせる』ようなとんでもない圧力をかけてくるような側相手では、どうしてもこちらも圧力で対抗しないといけなくなってきます。

違法な圧力ではなく、合法な圧力を使う、そのような方法でないと相手が合法な場所に降りてこないという悲しい状態がここにはあるのです。(本来は違法なので労働基準監督官の介入が必要な案件のように思うが…、まぁ国家に頼り過ぎるのも良くないということもあるだろうが…、あまりにも頼れなさすぎじゃないかと)

こういう記事が増えて、こういうユニオン活動、労働組合活動が当たり前になっていけば良いなぁ、とつくづく思います。事例を積み重ねることで見えてくるものもあると思いますしね。

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