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外交

危険を顧みない外務副大臣の視野の狭さは適切か?

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佐藤氏は5日の同委で、服務の宣誓を引用する形で「事に臨んでは危険を顧みず、身をもって責務の完遂に務め、もって国民の負託に応える決意だ」と表明していた。

佐藤副大臣、服務宣誓発言で陳謝

佐藤正久外務副大臣が、外務副大臣としての基本姿勢として、自衛隊の服務の宣誓を引用したとのことです。

自衛隊の服務の宣誓を引用した事自体への是非はここでは述べません。

しかし、この服務の宣誓の内容が、外務副大臣の基本姿勢として適切かどうか?という点で、佐藤正久副大臣は不適切なのではないか、と思うのです。

確かに責務の完遂だとか、国民の負託に応えることは大事でしょう。
しかし、危険を顧みないということは、戦地や被災地という危険地帯に赴く可能性があるという前提を了承させるという意味で自衛隊員の方に宣誓させる文言としても微妙な問題を含む文言であると思います。
(少なくとも、宣誓させる側もそれ相応の責任を果たすべき文言でしょう)

また、河野太郎外務大臣は答弁にて「外務省職員も国民を守るために、わが身の危険を顧みず対応しないといけない時はある」と述べ、佐藤氏の発言に問題はなかったとの認識を示したとのことです。
過去に、中山泰秀氏が、後藤健二さん、湯川遥菜さんが人質になり殺害された際に、ヨルダンの現地対策本部に入ったように、たしかにそういうこともあるとは思います。
あるとは思いますが、やはりそういうことは『例外』であって、外交の基本はそういうものではないと思うのです。

実際の外交というのは、自衛隊のように最前線で考えるようなものだけではないわけで、1.5列目~2列目というか、現場と政府をつないだりするのが外務副大臣のような方の役割のように思うのです。
そういう『視野の広さ』とか『調整力』が外交というものには重要だと思うのですが、正直、『事に臨んでは危険を顧みず』という文言は、そういうイメージとはそぐわないように思います。
そして、それを平然と引用して使ってしまった佐藤正久議員は視野が狭いとしか言いようが無いように思うのです。
これはそういう前提に立った偏見のようなものかもしれませんが、外務副大臣として所信を表明する際に、結局出身である自衛隊の服務の宣誓にたどり着いてしまったのも、そういう視野の狭さの表れのように思ってしまうのです。

大臣ではなく副大臣だから、そういう独自で判断する能力は必要なく、それこそ一兵卒のような職務命令に一途というだけで良いという見方もかもしれないです。
ですが、私は様々な訪問や会談を行っている以上、そういう柔軟な能力が必要であり、そういう点に欠けているように思えることから、佐藤正久氏は外務副大臣には不適任だと思います。

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