国会

安倍総理大臣と一般論

 72views

アドセンス広告

この記事の所要時間: 410

民進党相手の場合

 安倍晋三首相が施政方針演説で野党側の国会対応を再三批判したことにからみ、民進党が23日の衆院議院運営委員会の理事会で、「行政府の長が立法府で行われていることにとやかく言うべきではない」と抗議した。自民党は表現が不適切だったとして、首相に注意すると釈明した。

民進が問題視したのは、首相が民進を念頭に「ただ批判に明け暮れ、言論の府である国会の中でプラカードを掲げても、何も生まれない」と述べたくだり。民進の泉健太・議運理事は、自民も野党時代に委員会室で佐藤勉・現議運委員長らが抗議のプラカードを掲げていたことを指摘した。

さらに「重要なことは言葉を重ねることではありません」と首相が演説で述べた部分についても、「立法府の否定、軽視につながるのではないか」と苦言を呈した。泉氏によると、自民の高木毅・議運理事が「誤解を生むところもあるので、こういった表現を今後控えたい」と首相側に注意する考えを示したという。

自民「首相に注意する」 「批判だけ」民進酷評演説巡り:朝日新聞デジタル

プラカード云々について、議院運営委員会では総理に注意するという方向にまとまっているとの報道が出ていました。

その後、国会でのやり取りで、このプラカードの部分について民進党が問うと、安倍総理は以下のように答弁をしました。

「あくまで一般論で、民進党の皆さんだとは一言も言っていない。自らに思い当たる節がなければ、ただ聞いてもらえればいい」

安倍首相、また民進挑発=プラカード発言は「一般論」:時事ドットコム

この発言を伝える時事通信が『また民進挑発』と書いているように、どう考えても民進党に向かって放っている発言だという事が分かる内容でした。

アメリカ相手の場合

その後しばらく日数が経ち、トランプ氏の入国禁止騒動に対し野党から『コメントして諌めた方がいいのでは』というような指摘がなされた際に安倍総理が『それはアメリカの内政の話だからうちはコメントしません』と何度も拒否したので、『一般論ぐらい述べられないのか?』と言われたようで、その際総理は以下の答弁を行いました。

一般論が容易になんのことか推測できるということを理解しているということが、この答弁からわかります。
『民進党のことじゃないです。一般論です』というのが空虚な言葉だということです。
一般論がどこかを指し示す事がありえるのですから、一般論であることだけでは、民進党のことではないことの証拠には全くならないわけですから。

それをわかっているのか、総理は新たな言い訳主張を行っています。

自戒の言葉だと言いたいのでしょうが、それならば自戒の言葉だと分かるようにそっくりそのまま言うか、そもそもひとりごとで済ますか、せめて内輪話にしておいてほしいものです。

一般論として、『政府の基本方針や政策についての姿勢を示すため』に行う施政方針演説で、総理の真意が全く伝わらないような表現がなされている時点で、基本方針も姿勢も伝わってこない、演説の目的が全く満たされていない失敗した演説だと思うんですが、いかがでしょうか。
(実際は、今年も民進党をバンバン批判することで政府支持を保つという、総理大臣の基本姿勢が必要以上に伝わってくる素晴らしい名演説だったんでしょうが)

 

総理についての一般論

一般論として、総理に質問していたのに、断りもなく勝手にどっかいって、そしてこんな態度で帰ってくるなんて、時間はそれより短いですが、委員会中に勝手にどっかいって、調べてみたら国会食堂でコーヒー飲んでた某大臣並みに、舐め腐ってると思うんですが。

-国会
-, ,