トランプ氏が大統領就任を控え、当選後初めての記者会見を行ったようです。
トランプ氏について『当選後は現実的な対応をするだろう』ということを述べる人が複数人イラッyさいましたが、記者会見の結果はこのようなものでした。
11日にニューヨークで開かれた当選後初の記者会見で、トランプ次期米大統領は米CNNテレビのリポーターからの質問をかたくなに拒否した。自身に不都合な情報を伝えたメディアを忌避する一方で、報道を控えた他社には謝意を示すなど、メディアを選別する姿勢をあらわにした。
メキシコとの国境の壁について
メキシコとの国境沿いに建設する壁の建設費用については、まず米納税者に負担を求め、その後メキシコ政府に払い戻しをさせる考えを示した。トランプ氏は壁の建設を速やかに実現させるために、まずは米議会が資金を拠出することが望ましいと話した。会見では「私は待ちたくない」とし、「1年や1年半も待つ気はない。すぐに建設を始めることを望んでいる」と続けた。
会見の予定時間を10分ほど過ぎた11日午前11時(日本時間12日午前1時)過ぎ、次期政権でホワイトハウスの広報担当となるショーン・スパイサー氏がトランプ氏よりも先にマイクを握って切り出した。
スパイサー氏は「選挙戦で次期大統領に対し、あからさまに敵対的だった左翼ブログが、とてもわいせつで完全に間違った情報を就任数日前に報じることは、率直に言って常軌を逸しており、無責任だ。クリック欲しさの哀れな試みだ」と痛烈な言葉で批判した。
これが現実的になる、と言われていた人が行った記者会見です。
これを『選挙と違って現実的になる』という意味で見たら『現実的にはなっていない』といえるでしょう。(ウォール・ストリート・ジャーナルのワシントン支局長のや冷泉彰彦氏などが選挙中と同じスタイルであることに言及している)
しかし、『選挙に勝ったのだから、このやり方が現実的なのだ』という方面で言われたら、どうでしょう?
近年は、橋下氏と言い、こういうやり方をする人間が、『現実的』と呼ばれるようです。
具体的に言うと、敵を晒しあげ、やっつけ、追い出すような事が『現実的』になっているようです。
これは、現実=本音、みたいな風潮と同じように思うのです。
こういう風潮、言い方が難しいんですけど、どうにかしないといけないように思います。
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