安倍総理のごまかし答弁から考える

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党首討論 かみ合わぬ質疑 – Y!ニュース 

国会質疑を見ていると、総理大臣が本筋には全く答えずに、相手の批判などでその場をやり過ごすシーンがいつもの風景と化していますが、今回の党首討論も案の字そういう感じだったようです。

冒頭の記事にもそういう様が載っています。

例えば、カジノについて柿沢議員を持ち出して誤魔化していますが、そういう過去に提出者になった人に賛成されないほどに、拙い形で法案が成立されたことを示しているに過ぎません

ちなみに、旧維新系の議員以外にも、前回提出者にいて、今回、賛成しなかった人に、現在、自由党に名前が変わっている、当時の生活の党に属していた方々もいます。

更にいうと、バラバラなのは民進党だけではなく、自民党も中谷元防衛大臣の退席や、参議院の山本一太元大臣(総理大臣のフェイスブックも更新できる、蓮舫氏にとっての柿沢議員なんかよりも、側近と言える人物)も、ブログで何回も今回の審議について批判論を展開している。

 自分と意見は違うが、「カジノが地方創生の起爆剤になる」「有力な成長戦略になり得る」「安倍政権のためになる」と考えている多くの(?)同僚議員がいる。 それも事実だ。

だから、「カジノ構想」そのものを全面否定するつもりはない。 やるなら、「もっと時間をかけて審議すべきだ」と言っているのだ。 「国民の理解を得る努力を怠るべきではない」と言いたいのだ。

カジノ法案に関するブログを書き始めた時、総理と長官の顔が浮かんだ。 タイトルに「カジノ法案に断固、反対!」とは書かなかった。 あえて、「今国会で国民の理解が十分に得られていない『カジノ法案』を強引に成立させることには賛成出来ない!」という表題にした。

国民の理解が十分に得られていない「カジノ法案」を強引に成立させることには賛成出来ない!:その3

このように、党内がバラバラでも、とりあえず民進党批判しておけば、ごまかせると踏んでいるのだろう。

また、野党が提出した法案について「皆さんの法案では厚生労働省が省令で決める。丸投げだ」と批判していますが、政府は現在、同じテーマについて官邸に有識者会議を作って議論している最中なわけで、早急に省令に丸投げしない形の代案を提示して頂きたいものです。(野党がせっかく政府のケツを叩く法案を提出しているのですから)

具体的な時間は、労働者の健康や仕事と生活の調和が守られるものになるよう、労働政策審議会で議論して、厚生労働省令で決めます。

長時間労働規制法案野党4党 共同提出

反省から始まらない限り皆さんへの支持は戻りませんよ」と野党に余計な喧嘩を売るいつものスタイルも健在で呆れ果てるばかりです。(一部与党支持者はこれをいうと「野党はどうなんだ」と言い出しますが、民主党政権を振り返ると、野党よりも与党がこういう態度をとった場合の害が大きいと思うので、私は与党批判が多くなります。)

また、共産党の党首との討論は「首相の経過説明が長く、質疑は2往復で終了」と、いつもの時間を目一杯つかって「丁寧に説明している」と言い訳をしながら、相手の持ち時間を余計に削る、サッカー選手が勝っている時にロスタイムに行うような行為を、またしたようなので、目一杯のブーイングを安倍総理にお送りしたいですね。

安倍政権の、運営スタイルは、いつ見ても、安倍政権の支持層が大好きな『道徳』的に「正しければ何をしてもいい」と言うような悪いメッセージを発しているように感じるのですが、それも、ある意味現代日本にはバッチリと当てはまる形なのでしょうね(経済がうまく行った右派中心の民主党政権みたいな感じというか・・・)。

こんな与党とどう転ぶかわからない野党第一党と、こんな政権よりもさらに強権的な野党第二党。

個人的には別な選択肢が欲しいところです。

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