2016/10/27 京田辺市の奥村良太市議 暴対法に基づく中止命令を受ける

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捜査関係者によりますと、奥村議員はことし2月、知り合いの山口組系の暴力団幹部の男(47)が、40代の女性を呼び出して金を要求した場に同席していたということです。その際、暴力団幹部は「これまで世話をしてきた金を返せ」などと女性を脅し、奥村議員は「さっさと金を納めたらいい」などと発言したということです。暴力団幹部は、その後、脅迫の罪で起訴されました。

警察は、こうした要求行為などに同調するのはやめるよう、27日、奥村議員に対し、暴力団対策法に基づく中止命令を出しました。警察によりますと、現職の議員に中止命令が出されるのは異例のことです。

京都 京田辺市の市議に暴対法の中止命令 | NHKニュース

なんと市議会議員に暴対法に基づく命令が適用されるという事になったようです。

しかも暴力団の幹部が脅す現場に同席して脅迫をサポートするという最低の事案です。

公共事業に暴力団が・・・なんて話は聞いたことがありますが、こういう形で暴力団と地方議員の関係性がオモテに出てくるのは、近年では珍しいように思います。

『奥村議員は「さっさと金を納めたらいい」などと発言した』とありますが、これを読んでしまうと奥村良太でグーグル検索をすると出てくる『ところが11時45分頃に、自民・新栄会の奥村良太議員が「もう採決すればいい」と突如、審議打ち切りの動議を提出しました。』というエピソードが、ドスの利いた声で発言したんじゃないかという偏見の目が生まれてしまいます。

 

そしてこの奥村市議、NHKの報道でも『マンションの解体工事を無許可で請け負った建設業法違反の罪でき27日、裁判所から罰金の略式命令を受けています。』と書かれているのですが、この建築業法違反がバレた理由もすごいもので

 

 府警は、宇治市で4月に指定暴力団の山口組系と神戸山口組系の組員らが乱闘したとされる抗争事件などを受け、8月に複数の関係先を家宅捜索していた。

捜査関係者によると、捜索で押収した資料などを分析する中、奥村市議が経営する会社が2008年の開業時から建設業の許可を受けていない疑いが浮上したという。これまでに受注した工事の請け負い代金は計約1億円を超えるといい、資金の流れを調べる。

逮捕容疑は、7月下旬から8月中旬、府の許可を得ず、請け負い代金約1千万円で京田辺市内のマンション解体工事を行い、無許可で建設業を営んだ疑い。

奥村市議は07年に初当選し、現在3期目。「間違いない」と容疑を認めている、という。

京都・京田辺市議が無許可で建設業 逮捕、容疑認める : 京都新聞

このように暴力団の抗争についての家宅捜索をしていたら見つかったというもの。

この経緯を見ると、この建築業法違反を行う際に使った会社は市議会議員に当選してから開業しているということのようで。

これを見てしまうと、市議会議員になることで暴力団側から接近されて、それに乗っかったか、若しくは市議会議員になったことで無許可でもばれないことを知り、それを行ったことを暴力団関係者に知られ、それに付け込まれたかした結果が今なんじゃないかと考えてしまいます。

実際どうかはわかりませんがこういう事が他にはないことを願うばかりです。

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