わざわざ「これは差別では?」と質問をしないといけない悲しみ。

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有田芳生氏から「『土人』という言葉は差別用語ではないのか」と問われ、金田法相は「言葉のみをとらえてどう思うかと言われれば、同じように思う」と答弁した。ただ、機動隊員の発言が差別発言かどうかについては、「とても残念で許されない言動だが、警察官による発言が差別的意識に基づくものかどうかは、事実の詳細が明らかではない状況の中では答えられない」と明言を避けた。

「土人」は差別用語、法相が認識示す 参院法務委 – 沖縄:朝日新聞デジタル

こんなもん一々答弁させて、法務大臣が見解を示さないといけないような状況なのがおかしいと思いませんか?

普通に政府がまともな対応していたら『差別用語ではないのか』ということは国会で聞かなくても政府見解で済むわけで、国会で聞かれてこうして記事にされるということはそういうまともな対応ができていない証明になっているわけです。

まぁ、その政府の滅茶苦茶な対応の8割は沖縄担当大臣の記者会見が原因だと思いますが(鶴保大臣がまたおかしなことを言ってる)

ヘイトスピーチ対策法の理念を政府がまずは理解し体現しないといけないことが、これでまたはっきりとしたように思います。(今回の話は法律で定められた対象とは違いますが{法律上での保護対象は外国出身者に限定されてしまっている}、土人やシナ人などの言葉を抵抗者に浴びせる発想は明らかに危険な傾向だと思います。)
立法府が何をしても、実行する行政府等がおかしかったら、法律は何も意味は無いのですから。

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