ヨーロッパでも耐震工事が進んでいるが、一方でイタリアの政治不信も進んでいる

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長い歴史を持つ国ゆえの問題はあるだろう。人口6000万人のうち、2200万人が暮らす地域の建築物は、イタリアで耐震建築の基準が定められた74年以前のもの。学校や病院などの公共施設を除けば、それらはほとんどが耐震補強されていない。多数の犠牲者が出るのは建物の古さと、古代建築への愛着のせいと言えなくもない。

だが今回アマトリーチェで、12年に78万3000ドルをかけて耐震工事した小学校が倒壊した理由はどう説明するのか。崩れ落ちた町の病院や、近くの町アックーモリの鐘塔も新基準に沿って改築されたはずだった。

情報源: 先進国イタリアの大惨事は腐敗と無能による人災? | ワールド | 最新記事 | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト

 

ヨーロッパで地震が起こると、いつも「耐震建築が気にされていないから被害が大きい」という思い込みをしてしまう。

しかし、実際には何度も被害が起こっているわけで、きちんと耐震工事をしている建築も増えているだろう。
それは素晴らしいことだし、日本よりは地震の強さが違うだろうし比較的安価で出来るのではないだろうか。(ただ、建築物の景観への影響とかを考えると難しいのかもしれないが。)

ただ、その一方でそのような建築物も崩れ落ちているということのようで、それに関して『いつもの原因、つまり政治家の無能と腐敗によって引き起こされたのではないのか。』という言葉が出てくることが、イタリアの暗黒さを象徴しているように思える。

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