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原発関係 政策・思想

どこまで避難の影響があると認めるのか難しい

2015/11/06 27views

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福島民報に掲載された『原発事故関連死』という連載について、振り返る記事です。2つ目です。

(6)命削った避難生活 認定却下、納得いかず

(7)突然見舞った不幸 車椅子で通院の日々

(8)過酷な避難の日々 夫奪われ...「悔しい」

(6)~(8)は藤田さん夫妻の話です。

藤田常盛さんは、50歳ごろに胃潰瘍を患って、その際の看護師さんが点滴の処置を誤ったことにより静脈に血栓が出来て、左足にうっ血が生じてしまい、それから30年近く、車椅子生活を続けていました。呼吸器系の疾病を併発して酸素ボンベが手放せなくなるなどの事はあったものの、震災前まではひかくてき安定して生活ができていたそうです。

しかし、震災発生により、避難生活を送ることになり、そこから夫婦共に体調が悪化、奥様の藤田キミ子さんも急性胃潰瘍で入院をするなどしました。そして狭い仮設住宅での生活で常盛さんにストレスが、そしてそのストレスによる衝動的な激しい行動が、死因の肺梗塞の発生に繋がったという医師の説明が、奥様には有ったようです。

そこで、原発事故による避難さえなければもっと長く生きられたのではないか?、死因には原発事故の避難が関わっているのではないか?ということで震災関連死認定の申請を行ったものの、行きつけの病院が前年の7月には再開していたことなどを理由に申請は却下され、再審査要求をしたものの『これまでに認定が覆ったことはない』と言われてしまった。 というのがこの3記事の内容です。

このように持病が有って、その上で長期避難となると、避難と持病の関係などが難しくなります。そうなると関連死認定というのが困難になり、誤魔化しやすくなる可能性があるのです(今回紹介した記事が誤魔化しであるというわけではない)。
そういうことをなくすためにも震災関連死の検証などをきちんと行ったほうがいいように思いました。

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