民進党「次の内閣」組閣

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民進党第1回常任幹事会を開催 – 民進党

先月30日、民進党の第一回常任幹事会が行われ、その場で役員の選任と同時に『次の内閣』についての構成も承認されました。

無題

個人的に面白いと思ったのは、維新の党から民進党に参加した方々の入閣です。

具体的には江田憲司議員がネクスト副総理大臣、井出庸生議員がネクスト法務大臣(特定秘密担当)、川田龍平議員がネクスト厚生労働大臣 年金改革担当 ネクスト内閣府少子化担当大臣に入閣しています。

江田憲司議員は別として、井出庸生議員と川田龍平議員が入っていることにびっくりしました。

確かに、井出庸生議員はみんなの党・井出議員はなぜ特定秘密保護法案に反対したのかという記事を書かれるくらいには特定秘密保護法では執拗に問題点を指摘し、党の実務担当者として自民党と交渉し、修正を行おうとしたものの代表の鶴の一声で妨害され満足な修正を断念し本会議で反対するに至ったという、ずっと問題に最前線で関わっていた方ですし、川田龍平議員は出馬のきっかけも薬害エイズという厚生労働問題であり、議員当選からずっと厚生労働委員会で活動してきた方なので、納得の人事と言えます。

一方でこのような法務や厚生に元みんなの党議員が強く、実は、財務や金融などには(今回維新の党として合流した元みんなの党系議員には)特に強い人材が見当たらないというのは、世間のイメージとの乖離があるのではないかなぁ、と思わなくはありません。(ちなみにみんなの党解党後に民主党に移籍して当選したのは、中島克仁議員という、医師であり厚生労働分野で活躍している議員でした)

私が知っている経済に強い、と明確に言えるみんなの党系議員は自民党に行った中西健治議員と、その中西健治氏と共闘している浅尾慶一郎議員、また現在は表現の自由路線に突っ走っている山田太郎議員くらいだったんじゃないのかな?と思います。実は。

そして個人的な印象では、井出庸生議員などのみんなの党系の議員は、議員の数が多すぎずちょっと少なめという感じだったことで、質問をやたら多くこなすことが出来ていたので、それをうまく活用できた議員が生き残っている、という感じがします。
(もちろん地元活動や地元人脈の豊富さもあると思いますが)

このような実は経済ではないところに強みが有った、というイメージの差異とは中々埋まらないと思いますが、個人的に今回民進党に維新から合流した方々に頑張ってほしい方が多いので、質問は減ると思いますが、所属議員の多さを活かして頑張って欲しいですね。

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