政党論

政党論

『自党の帰責事由で補欠選挙を行うことになった場合は候補を出さない』という党規約が韓国の政党に存在していた

昨年に見つけた小ネタになるのですが、韓国の政党の党規約に、日本の政党では多分見たことがない内容の規約が存在していることを知ったので、ブログにメモしておきます。 それは、昨年10月のソウル江西区長補欠選挙について色々と見ていたときに気づいたの...
政党論

維新の処分の重さがよくわからない

維新周りでよくわからないことが起きました。 ロシアを訪れた鈴木宗男参議院議員について、先週、日本維新の会の国会議員団の役員会では、党側に必要な事前の届け出が行われなかった上、鈴木氏がウクライナ侵攻をめぐり現地で「ロシアの勝利を確信している」...
政党論

党首が誰かを規約に明記する政治家女子48党(NHK党)

NHK党関連の話で一つ。 直近のNHK党は党名だけではなく党首やら代表やらをころころ変更しているのですが、過去に維新の代表選のときに規約を調べていて、ついでにNHK党の規約を見たときに、少なくとも国会議員のいる政治団体ではNHK党しかそうい...
岸田文雄政権

【本当に?】今の野党には「賛成理由をつくり出す努力」が求められているらしい

この日の本会議採決では、国民の玉木雄一郎代表らが賛成票を投じた際、自民議員らから拍手が起きた。岸田文雄首相は本会議後、国民会派を訪ねて玉木氏と「腕タッチ」し「ご指導に感謝する。また引き続きどうぞよろしくお願いする」と感謝を伝えた。 国民民主...
自民党

大阪都構想住民投票の結果を受けての感想

昨日、大阪市を廃止して特別区に再編する大阪都構想の二度目の住民投票が大阪市にて行われ、またも接戦での反対多数となり、二度目の大阪維新の会代表の政界引退宣言が行われました。 選挙での維新の連続勝利と住民投票での2度の否決から浮かび上がるのは、...
政策・思想

合流話 雑感

立憲民主党と国民民主党の合流協議が、ここに来て玉木雄一郎氏がいろいろと言い出す展開になったり、ちょっとどうなってるの?と言いたくなることばかりですが、その中からいくつか気になる点を。 連合などの労組の動き 連合は立民と国民民主の合流を後押し...
政党論

韓国の選挙制度改革を経た選挙の様子が…

韓国では2020年4月15日に総選挙が行われますが、韓国のメディアを通して伝わってくる、選挙の様子がちょっとおかしなことになっています。 おかしなことになったきっかけは、今回の総選挙から適用される選挙制度が理由です。 韓国のメディアが日本語...
自民党

「派閥こそ政党」というならば

野党を批判的に語る際に、上のTweetのように「野党は政党として機能しておらず、与党内の派閥こそが政党の機能を果たしているのだ」という主張が時に語られる。 この主張をするためには「政党」の定義が重要となる。ここでは「政党」の話をするために、...
2019参院選

2019年参院選雑感〜N国戦術勝ち〜

7割位N国の話になってしまっています。 NHKから国民を守る党 N国については参院選前に記事を書いていたのですが、その後東京都選挙区でのポスター戦術が使えなくなり、作戦を変更した結果、見事にそれがハマり議席と政党要件を獲得しました。 ここで...
政党論

政党要件を小さくして見てみる

政党、というものが日本で成立するためには、公職選挙法などに基準が定められている「政党要件」を満たす必要があります。 政党要件で有名なのは、年末の「駆け込み新党」という、政党助成金狙いのように見える形で結党されるときに利用される「国会議員を5...